マーケティングの主なセグメンテーションで重要だと思うものランキング

セグメンテーションとは?

セグメンテーションとは、ずばり、

自社の商品をより効率的・効果的に販売していくために、市場を大まかな分類で区切っていくこと

を指します。

例えば、「車を販売しよう」と考えた時に、セグメンテーションを気にしなければ、どの消費者にも出来る限り販売できるような、無難なデザイン・価格帯の商品になりそうですよね?

ところが、事前に、「20~30代で平日は働いている、かつ土日はショッピングなどに行く、独身女性」に向けた車を販売しようとしたら、「比較的運転しやすく大人数で乗ることも少なそうなので軽自動車にして、少し丸みを帯びた可愛らしいデザインにして、もちろん買い物に便利な装備や安全装備は充実させつつも価格帯もある程度抑えて・・」と、商品の方向性が決めやすくなりますよね。

大衆向けではないので、販売対象のパイは小さくなる=売上総額自体は小さくなりますが、そのセグメンテーションでの販売率はぐっとあがるはずです。

狙い撃ち!という言葉がぴったりかもしれませんね。

では、セグメンテーションとは、どのようなもので区切っていくことが一般的なのでしょうか。

セグメンテーションの4つの区分け

セグメンテーションは通常4つの区分けがあります。

・地理的変数(居住地域など)
・人口統計分布(性別、年齢など)
・心理的変数(趣味趣向など)
・行動変数(購買履歴など)

です。

この4つを組み合わせることで、より細かい層に絞ったマーケティングができることは前述の通りですが、もちろん皆が皆、すべてのデータをもっているわけではありません。

そこで、この4つのセグメンテーションのうち、どれが一番重要そうか、アンケートを取ってみました。
(どれが一番・・ていうのは愚問とわかりつつ。あくまで参考として御覧ください。)

結果を見てみると・・!

【マーケティングの主なセグメンテーションで重要だと思うものはどれですか。】

地理的変数(居住地域など) 11.2%
人口統計分布(性別、年齢など) 24.0%
心理的変数(趣味趣向など) 8.8%
行動変数(購買履歴など) 9.9%

となっておりました。

居住地域などももちろん大事ですが、一番は、人口統計データでした。
たしかに、年齢・性別・職業などがわかれば、ある程度趣味趣向だったりは類推できそうですもんね。
「逆に絞込すぎない」という意味で、人口統計分布だけでマーケティングを考えてみてもいいのかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。
お恥ずかしい記事になってる気はしますが、もっと細かいものは次回の記事で☆
機会があれば☆機会があれば☆

■アンケート期間:2017年11月11日~11月13日
■アンケート対象:20歳以上/男女/全国を対象に、インターネットを通じアンケートを実施