プレゼンテーションの背景色で見やすいのは何色?

プレゼン資料・提案資料を作る際に、記載内容と話す内容がマッチしていると一般的に「わかりやすい」資料といえるでしょう。

極端に文字が多すぎて資料を注視してしまい、肝心な説明の話を聞いてもらえなければ、それはそれで真意が伝わっていないような気がするし、逆に文字が少なくても、あとから資料を見返した時に「これなんだっけ?」となってしまいます。
ちょうどいいバランスで資料を作れるのがいいですよね。

でも、資料のポイントは、「文字・内容」以外にもあると私は思っています。
それは「デザイン」。

テキストファイルで作ったテキスト文だけでプレゼンをする人は、おそらく少数ですよね?
きっとみなさんプレゼンテーション用ソフト(PowerPointなど)等を使われているはずです。
器用な人はエクセルやワードでもすごく見やすい資料をつくられる人もたまに見かけますが。

じゃあテキストファイルとの違いって何?と聞かれれば、真っ先に思いつくのが、「装飾できること」ではないでしょうか?

文字の色・大きさ・サイズに始まり、画像挿入や背景色の変更・アニメーションを入れるなど色々と出来てしまうのが、プレゼンテーションソフトの良いところでありウリです。
それだけできるがゆえに、インパクトかつスタイリッシュな資料にも、逆にすごい見づらい資料にもなってしまう諸刃の剣的なツールです。

そこで今回は、プレゼンテーション資料の中でも、大部分の見映えを占める「色」について紹介したいと思います。

みんながよく使う背景色は?

まずは資料の背景色についてです。

前回紹介した記事「テンプレートは使ってる?プレゼンテーション資料作り」で紹介したテンプレート群を見てもわかるとおり、(写真的な背景も多々ありますが)いろいろな色を使われていますよね。 

みなさん資料作る際にどの色を背景色として使われることが多いのでしょうか。
アンケートを取ってみましたのでデータを見てまいりましょう。

【あなたがプレゼンテーションの資料でよく使う背景色をお答えください。】

青系・・・13.8
黄色系・・・4.9
赤系・・・2.6
黒系・・・2.2
その他・・・12.3

という結果となっておりました。

私が資料を作る際は、プレゼン資料だろうと提案資料だろうと、基本“白”をベースにしているので、カラフルな色を使われる方も結構いるんだなと思いました。
ちなみに、おそらく白は“その他”の中に含まれていると思われます。

一番多かった“青系”ですが、もちろん原色の青がダメというわけではないですが、結構濃い色ですよね?
なので使い所は難しそうです。
きっと、パステルな薄い青や水色などを使われているのかもしれませんね。

“青系”の特色は、見た目がスッキリするように思うので、スタイリッシュな資料を作るには向いているのかもしれませんね。

文字の色には気を使う?