行楽シーズンの渋滞について

10月に入り4日が経ちました。今週末からは、3週間ぶりの3連休があります。
この連休を使って、遠くに出かける人も多いのではないでしょうか。
しかし、ここで予想されるのが……渋滞です。
今年のお盆休み中の渋滞を振り返りながら、次の三連休で少しタメになるような情報をお届けしていきたいと思います。

経験者は多数……?

まずは、今までにどれ位の人たちが「渋滞」を経験したことがあるのか、見ていきたいと思います。

車を利用したことがある20歳以上の全国男女、約10,000人に今回は「渋滞に関するアンケート」へ回答して頂きました。

渋滞に巻き込まれた経験が「ある」方は、71.2%もいることが分かりました。
多くの方が「連休などで通行量が増加したため」と話していましたが、中には事故や天候が原因で渋滞にはまってしまった人もいることが分かりました。

通行量の多さは、カレンダーなどをみて多少の予想は出来るのであえてその時期を避けることなど、事前に渋滞にはまらないような対応はできそうですが、事故や天候による渋滞は、予め知ることなどはできないので、難しいですよね……。

■渋滞が原因で起こる、気まずい空気
皆さんは「運転をしている人」「運転はせず、車に乗車している人」では、渋滞中の感じ方が変わってくると思ったことはありませんか。

先程の回答で「ある」と回答した人を対象に、その時に運転をしていたのは誰で、車内がどのような雰囲気だったのかを聞いてみました。

〈渋滞時に運転をしていたのは誰だ? ランキング〉
1位 自分
2位 家族
3位 バス等の運転手
4位 友人
5位 分からない・覚えていない

なんと5位は、「分からない・覚えていない」という回答でした。
「そんなことあり得るの?」と思った人も多いかと思うのですが……実際あるそうです!
大半の人が「渋滞に対する苛立ちが強すぎて、いつ・誰と行ったのかを覚えていない」とのことでした。
確かに人間は、嫌なことを記憶から消す・忘れようとする傾向もありますもんね。

そして3位4位は「バス等の運転手」「友人」と、他人が相手だったという意見になりました。
3位は運転を仕事にしている人が相手なため、乗客であるみなさんもあまり気を使わないようですが、友人が相手の場合は渋滞がキッカケで雰囲気が悪くなったという声もあげられました。
特に、大人数での移動の際、順に運転をするのであればそこまで問題にはならないようですが、一定の人が長時間運転をしており、自身は常に助手席や後部座席に座っていると、「運転をしない人は、ゆっくり休んでいたり遊んでいたりしてずるい」と気を使わなければいけない雰囲気になったようです。

2位は3位と同じような状況になるものの、相手が「家族」ということでそこまで気を使わないですむので楽といった声があげられました。
確かに、友人に運転をしてもらっている際に自分だけ眠ったりするのは気が引けますが、家族であれば少し甘えてしまい、横で睡眠をとらせてもらうこともしやすそうですよね。

そんな中、2位とは大きな差をつけて1位に選ばれたのは「自分」でした。
「他人に運転をしてもらっている時よりも、自分が運転している時に渋滞にはまると、苛立ちを感じるまでが早い」「周り(後部座席)のちょっとした会話に苛立ってしまう」などの声があげられました。

やはり乗車している時よりも、運転をしている時のほうが渋滞に対して敏感になったり、苛立ちを覚えるようですね。