中途社員のメリット・デメリットとは?

給料アップのため、スキルアップのため、環境変化を求めるため・・・人は様々な理由で転職をします。

転職が決まって、新しい企業に勤めるわけですが、いわゆる“新入社員”という形ではなく“中途社員”という形で入社をすることになります。

中途社員を募集する企業側も、“これから企業の色に染められるコントロールしやすい新入社員”ではなくなんらかの理由があって中途採用を実施しています。

中途社員のメリットやデメリットは、世間一般でどう思われているのでしょうか?

今回はそんな中途社員に関する記事を書きたいと思います。

中途入社の経験は?

冒頭でも挙げましたが、転職するには色々と理由があると思います。

「スキルアップのため」とか「やりたかったことに改めて挑戦するため」といったポジティブな理由もあれば、「前職が倒産した・・」とか「人間関係がうまく行かなくなって・・」といったネガティブな理由もあると思います。

まずは、みなさんがどれくらい転職して中途入社したことがあるのかアンケートを取ってみましたのでデータを見てまいりたいと思います。



【あなたは企業に、中途入社をした経験がありますか。】


ある 38.3%
ない 42.1%

という結果になっておりました。

中途入社経験のない人のほうが多かったですが、それでも転職経験者も同じく4割程度にのぼるようです。

中途社員のメリット・デメリット

それでは中途社員を採用するのは、どんなメリットがあると考えられているのでしょうか?
また逆に、中途社員を採用するデメリットとして、それぞれどのようなことが考えられるのでしょうか?

こちらもアンケートを取ってみましたので、それぞれメリット・デメリットについてランキング形式でいっぺんに見ていきたいと思います。

【あなたが思う、中途社員のメリットはどんな所ですか。】

メリット/3位:新卒よりも能力があると期待される

中途社員=一度でもどこかの企業で働いたことがある人、ということになります。
つまり力が未知の新卒と比較すると、ある程度は技量を推し量ることができますよね

企業としては、少しでも能力に期待できる人を採用したいはずです。

メリット/2位:仕事に関するルールなどをある程度知っている可能性が高い

自分が新卒入社の時を思い返してみるとわかるかと思いますが、新卒入社したときって、ビジネスの用語だったり、社会人の作法だったり、殆どわからず入社するケースがほとんどと思います。
業務だけでなく、そういったルール的な部分も教えるとなると、教える側の労力はかなり渋いことになりますよね。
そういった部分を省けるだけでも中途社員のメリットはあるのではないでしょうか。

メリット/1位:前職の経験などを活かし、即戦力になれる

中途社員の中には、「前職の職務経験を活かしてスキルアップをしたい」という人がいるかと思いますが、まさにそういう人たちがあてはまるのではないでしょうか。
新卒を教育するには労力がかかり、および成長するまでには時間も長くかかります。
また、「退社により1人戦力が欠けてしまった・・すぐに人材が欲しい」というときも、経験のある中途採用はぜひとも求める人材としてピックアップされやすいと思います。
即戦力”というところが一番求められているといっても過言ではないですね。

次はデメリットを見ていきます。