【指名買い!】お盆の帰省土産に関するランキング①【2022年7月実施】

離れて暮らす家族が集まる機会の一つであるお盆。

久しぶりの再会がうれしいのはもちろん、帰省のお土産に地元の逸品を選ぶのも楽しみ。

一方で、地元のお土産として何を買っていいのか悩んでしまう、という人も多いのでは?

そこで今回は、全国約12万人に取ったアンケートをもとに、帰省した地元のお土産に何が選ばれているのかをランキング形式で見ていきます!

あなたは今年帰省する?帰省しない?

この2年間はコロナの影響で帰省を控えていた、という方も多いのではないでしょうか?

生活様式も変わり、徐々にこれまでの社会活動に戻ってきている昨今、お盆での帰省をどれだけの人が検討しているのでしょうか?

■アンケート期間:2022年7月22日~7月31日
■アンケート対象:全国15~79歳の男女にインターネットアンケートを実施。
回答を得られた119,952サンプルを集計。
■調査実施:株式会社ディーアンドエム

Qあなたは今年のお盆時期(一般的に8月中旬ごろ)に、実家などへの帰省を予定していますか。

今回のアンケートでは、帰省先がある人が51.1%、地元に住んでいるなどでそもそも帰省先がない人が47.6%という結果に。

帰省先がある人のうち、コロナの状況次第で判断する、も含めると、帰省を検討している人は25.1%(30,149人)で、1/4の人が帰省を検討していることが分かりました。

これまでのお盆は、乗車率200%を超える新幹線や混雑する空港が風物詩となっていましたが、そういった状況とは一変した様子がうかがえます。

あなたの帰省先は?

続いて皆さんの故郷がどこなのか、帰省先のランキングを見てみましょう。

Q あなたの帰省先の都道府県をお答えください。もし複数の帰省先がある場合は、あなたご自身の実家などをお答えください。
※先述の質問で①~③(今年帰省の予定がある、あった)と回答した人の集計

濃い青が、横軸に記載の各地へ帰省をする人グラフ(赤字が回答数)
 薄い青が、横軸に記載の各地に現在住んでいる人の数(黒字が回答数)

1位~10位まで、政令指定都市を含む都道府県が並びました。

TOP3は、ほとんど差が出ない結果となりましたが、関東圏よりも関西、中部、北海道、九州といった地方への帰省を検討する人が多いことが伺えます。

お盆期間は、まとまったお休みを取りやすい人も多いことから、人口分布の多い関東から地方への帰省を検討する人も多いかもしれませんね。

なお、住んでいる人(居住者)よりも帰省先として選んでいる人が多い都道府県は、北海道と広島で、広島は居住者の3倍以上もの人が帰省先としています。

では、人口No1の東京に住んでいる人たちは、どこへ帰省するのでしょうか?こちらもランキング形式で見てみます。

東京に住み、東京に帰省するという方が一番多いという結果になりました。

続いて、進学や就職で上京のしやすい近隣の関東3県が続き、大阪、愛知、北海道と、全国で集計した際のTOP3を交えながら、新幹線の便がいい長野、新潟、静岡が続いています。

グラフで見ると、東京出身・東京在住の人が多いような印象を受けますが、

東京在住者で、東京以外に帰省する人の数は46道府県で7,142人。

神奈川/千葉/埼玉を除いても5,584人が43道府県へ帰省をすると答えています。

結果として、3,256人が東京圏出身、それ以外の地方出身者は5,584人。実に、東京に住む63%が、東京圏以外を帰省先とする(東京圏外から来ている)ことが分かりました。

そんな流動性のある日本各地において、帰省土産として選ばれたのは一体どんな商品でしょうか?

今回は、帰省先TOP3(全国集計ver)から、大阪、愛知、北海道の3道府県のオススメ商品、TOP3を発表します!

帰省先のお土産、指名買い!

大阪 第1位        551の肉まん(蓬莱)

圧倒的な知名度を誇りながら、こだわりの生地のため関西圏以外への出店はせず、大阪土産としてNo1となりました。

多くは肉まんがフィーチャーされますが、蓬莱はしゅうまいも人気商品の一つ。

また、暑さの厳しいお盆の時期は「アイスキャンディー」を選ぶという人も。

大阪 第2位        りくろーおじさんのチーズケーキ(りくろ―おじさんの店)

1位の蓬莱と比べると割と最近登場した印象の商品ですが、実は創業60年を超える老舗洋菓子店のチーズケーキ。

焼きたてチーズケーキの上のおじさんの焼き印も印象的。

大阪 第3位        月化粧(青木松風庵)

青木松風庵のみるく饅頭「月化粧」を大阪土産の定番として挙げる人も。

ランク外の指名ピックアップ

ランキング外だったものの、帰省者ならではの人気商品をピックアップ!

水なす、なすの漬物

大阪の限られた地域で栽培される水なす。

生食でもおいしく食べられる水なすは6,7,8月がまさに旬の時期。

そのままお土産にするというひともいましたが、保存がきき、かつ人に渡しやすいお漬物という意見が多かったです。

みたらし団子

みたらしの餡がお団子の周りではなく、お団子の中に入っている大阪のみたらし団子。

一般的な串に刺さったおみたらし団子だとなかなか手土産には厄介ですが、一口で食べやすい大阪のみたらし団子であればお土産にもぴったり。

指名買いは千鳥屋、むか新。

 

愛知 第1位        坂角総本店のゆかりせんべい

坂角総本店のゆかりせんべいが愛知県のお土産1位に。

車海老が県魚であるほど海老と縁深い愛知県。

海老せんべいの原型は江戸時代にまでさかのぼるそうです。

愛知 第2位        ういろう

実は愛知県以外にもあるういろう。

なぜ愛知(名古屋)の名物になったのかというと、東海道新幹線の開通に伴い、唯一社内販売を許された商品が、あのカエルの柄でおなじみ「青柳ういろう」だったからだそう。

愛知 第3位        なごやん

Pascoでおなじみ敷島製パンから出ている焼き菓子。

シンプルな味の分、老若男女誰でも食べやすいのもお土産にとって大事な要素ですね。

ランク外の指名ピックアップ

味噌を使ったお土産

味噌煮込みうどんや味噌カツなど、赤味噌をベースにしたグルメでも有名な愛知県。

特徴的な味噌文化をお土産にするもの、地域性を感じられて楽しいですね。

北海道 第1位 白い恋人(石屋製菓)

道外の知名度、道民の指示共にNo1の定番お菓子。

「六花亭」や「北菓楼」など、メーカーの名前を挙げていることが多い中、白い恋人はその商品名での指名でぶっちぎりNo1。

北海道 第2位 六花亭

定番のマルセイバターサンドやホワイトチョコレート、バターケーキをまず思い浮かべる人が多いと思いますが、帰省者の支持は「詰め合わせ」。

定番商品をはじめ15種類以上のお菓子を詰め合わせた「十勝日誌」は、すべてのお菓子が主役級のおいしさに驚くはず。

毎月内容の変わる「おやつやさん」は道外からお取り寄せをする人も多いそう。

北海道 第3位 ロイズ

北海道のチョコレートといえばロイズ。

生チョコレートが人気ですが、発売から20年となるポテトチップチョコレートも長く人気のようです。

ランク外の指名ピックアップ

赤いサイロ(清月)

カーリングチームのロコ・ソラーレの「もぐもぐタイム」で人気となったチーズケーキ。

北海道といえばフレッシュな乳製品、というイメージに応えてくれる一品です。

ハスカップジュエリー(morimoto)

ハスカップジャムとバタークリームをクッキーでサンドし、サイドをチョコレートでコーティングした上品なお菓子。

JALのファーストクラスのお茶菓子に選ばれ人気となりました。

同じくハスカップジャムを使った「北の散歩道」もちょっとしたお土産にピッタリ。

あなたのイチオシの帰省土産は?

今一度、今回のランキングをおさらいしてみましょう。

大阪
第1位  551の肉まん
第2位  りくろーおじさんのチーズケーキ
第3位  月化粧

愛知
第1位  坂角総本店のゆかりせんべい
第2位  ういろう
第3位  なごやん

北海道
第1位  白い恋人
第2位  六花亭
第3位  ロイズ

あなたの知っているお土産、買ったことのあるお土産はありましたか?

次回は、帰省先4位~6位の兵庫・東京・福岡の人気お土産ランキングをご紹介するのでお楽しみに!