【みんなの本音!】2022年脱マスク調査&コロナが落ち着いたときに行きたい場所ランキング【2022年6月実施】

コロナ禍になってからライフスタイルが大きく変わりましたね…

これまでとは違い、マスクが手放せない世の中となっていましたが、最近では「外出時にマスクをしなくても良い」という意見を目にする機会も増えました。

そこで今回、外出の際のマスク事情や、コロナが落ち着いたら行きたいところなどについて、アンケート調査を行いました。

どのような意見が多かったのか、さっそく見ていきましょう!

■アンケート期間:2022年6月9日~6月14日
■アンケート対象:全国15~79歳の男女を対象に、インターネットアンケートを実施。
         有効回答24,939サンプルで集計。
■調査実施:株式会社ディーアンドエム

外出時にマスクは着用する?みんなの本音TOP3

今までは感染対策のため、「外出時にマスクをすること」が必須の世の中でした。

しかし、最近は海外で脱マスクの流れに変わっており、日本もその動きに影響されていますよね。

実際、日本国内において、外出時にマスクを着用する必要が無いというルールになった際、多くに人はどのように行動するのでしょうか?

約25,000人にアンケートした回答結果を見ていきます!

Q.ここ最近、少しずつですが「脱マスク」の動きが日本でも見られるようになってきました。
もしも「どこにいてもマスクを着用しなくてよい」になったとき、あなたはマスクを外して外出したいですか。最も近いものをお答えください。

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1位【42%】マスクを着用して外出する
2位【25%】着用して外出するけれど「密」にならない場所だけ外す
3位【15%】マスクを外して外出するが、持ち歩く

1位【42%】マスクを着用して外出する

1位は「マスクを着用して外出する」でした。
回答率は42%と、約半数近くを占めています。

着用しなくても良い状況だったとしても、本格的な感染対策としてマスクをつけることを選ぶ人が多いということが分かりました。

2位【25%】着用して外出するけれど「密」にならない場所だけ外す

2位は、「着用するけれど「密」にならない場所だけ外す 」でした。

1位と同様に、外出の際にはマスクを着用することを前提とする回答ですが、より状況に合わせて対応したい、という選択肢です。

周りの状況に合わせて柔軟に対応したい=脱マスクに向かいたい、という意識を持つ人が一定数いることがが伺えます。

実際、人との距離が保てている場所や、屋外、換気の良くされている場所などではマスクを外している人をよく見かけるようになりました。

3位【15%】マスクを外して外出するが、持ち歩く

次に多いのが、「マスクを外してはいるが持ち歩く」という人です。

①「マスクを外して外出する」よりも、状況に合わせてマスクを着用できるようにしている点で、2位の回答と同様、状況に合わせて柔軟に対応したいという意識が伺えます。
電車やショッピングモール、飲食店などの人が集まりやすい場所では、マスクの着用をめぐり、お客同士のトラブルなどの発生もニュースになりました。

「マスクはなるべく外したいがトラブルは避けたい」「エチケットは守りたい」というような意見が多くみられたのが印象的です。

年齢によって考えが違う?性別・年齢別調査結果

今回の回答結果を性別と年齢に分けてみました。

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①マスクを外して外出するは、いずれの性別、年齢についても10%前後台という結果に。

性別ごとに見ると、女性の方が男性より①の回答が少なくなっており、男性の方がマスクを外したいと思っている、という傾向が見えます。

年齢の軸では、少し意外な結果となっています。

通常、④「マスクを着用して外出する」の回答は、病気や基礎疾患など、コロナに罹った場合のリスクが大きいとされる高齢に近づくにつれて、
回答数が増えていきそうですが、今回の調査では年齢が上がるにつれ、回答数(回答割合)が下がっています。

③「着用して外出するけれど「密」にならない場所だけ外す」についても同様で、年齢が上がるにつれて、回答数が増えています。

対極の回答である①「マスクを外して外出する」が、④に反比例してしているわけではありませんが、②「マスクを外して外出するが、持ち歩く」は、年齢が上がるにつれて回答数が増えています。

マスクをしない理由としては、「息苦しいから」「時期的に暑いから」「元の生活に戻りたいから」などがあげられる一方、

「状況に応じてマスクをしたい」「人とトラブルになりたくない」「密な場所ではまだマスクをしたい」という理由も多く上げられました。

マスクをして出かけたい回答のうち、年齢による差異が見られた理由は、

10代~30代でよく上げられた「恥ずかしいから」という理由。

40代~70代の回答の約8倍もの回答数がありました。

仕事や学校など、他人と接する時間のほとんどをマスクをして過ごした人も多いこの2年間。

年代ごとに、マスクに対する意識の違いがあることが見えますね。

地方によって考え方も変わる?地域別調査結果

今度は回答結果をエリア別に分けてみました。

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各地域、選択回答の結果に大きな差異はありませんでしたが、

①「マスクを外して外出する」②「マスクを外すが持ち歩く」と回答した人は、四国が最も多いことが分かりました。

四国は他エリアよりも、脱マスクの動きが見られていますね。

続いて、マスクを外す/着用する理由を自由回答で聞いたところ、

エリアの違い(四国と九州・沖縄)による、回答の差異が見えたので、テキストマイニングツールを用いて分析してみました。

特徴が表れた単語は下記の3つです。

気になるワード

【終息】

九州・沖縄で「マスクを着用する」と回答した人たちが、多く使用していたフレーズです。

「まだ完全に終息したわけではないから」という文脈で頻出しており、

九州・沖縄エリアのひっ迫した状況が伝わります。

四国エリアでは、【終息】という言葉はほとんど見られず、

「不安だから」「感染対策のため」「周りがみんなマスクをしているから」といった回答が多くみられました。

【生活】

こちらも同じく、九州・沖縄エリアで「マスクを着用する」と回答した人たちが、多く使用していたフレーズです。

「マスク生活に慣れた」という文脈で多く使われており、マスクで外出することが、習慣の一部になっていることが伺えます。

【守る】

四国エリアの人たちの間で多かったフレーズです。

自分や家族の身を守るという意味合いの回答が多く見られました。

四国エリアの回答を見てみると、すでに脱マスクをして生活している人の割合が多いのかもしれません。

コロナが落ち着いたらどこかに出かけたい?みんなの本音ランキング

次は「コロナが落ち着いたら出かけたいところはあるか」というアンケート結果です。

コロナ禍だと感染リスクが気になり、遠出を控えている人も多かったこの2年間。

遠出が計画しにくいこの時代、お出かけしたい!という本音を持っている人はどれくらいいるのでしょうか?

アンケート結果を見てみましょう!

Q.コロナウイルスが今より収束したら、行きたいところはありますか。

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なんと7割以上の人が行きたいところが「ある」と回答する結果に!

やはりコロナによる影響で、思うように外出できていない人が多いのでしょう…。

計画しにくい時代になったからこそ、テーマパークや温泉などへ行きたい!と考える人が増えていますね。

「コロナが落ち着いたら出かけたい」と回答した人が多かった地域とその行先TOP3

1位【77.7%】四国地方
2位【74.8%】中国地方
3位【74.6%】中部地方

1位【77.7%】四国地方

「マスクを外して外出する」と回答した人が最も多かった四国が1位となりました。

おおよそ8割近くの人が、「行きたいところがある」と回答しています。

多くの地方では、東京・北海道・大阪などの国内が行きたい旅行先としてあがる中、「韓国」が上位にランクインしています。

四国地方で人気の旅行先
第1位 東京
第2位 北海道
第3位 大阪
第4位 沖縄
第5位 韓国
第6位 京都
第7位 台湾

※四国は回答者数自体が少なかったため、有意差検定(t検定)を実施しましたが、他地域と比べて有意水準5%で有意差あり(統計的に見て誤差ではなく差がある)と結果が出ています。

2位【74.8%】中国地方

2位は中国地方です。

中国地方も四国同様、国内の旅行先だけではなく、「韓国」「ハワイ」を旅行先として挙げる声がありました。

また中国地方では、具体的な地域名と同じく「温泉」というキーワードが頻出単語として挙がってきているのも特徴的です。

中国地方で人気の旅行先
第1位 東京
第2位 沖縄
第3位 北海道
第4位 大阪
第5位 京都
第6位 韓国
第7位 ハワイ

3位【74.6%】中部地方

3位の中部地方は、国内の旅行先をはねのけ、「海外旅行」というキーワードが全体の17%の回答で、最頻出のキーワードとなりました。

県外の旅行先はもとより、海外旅行を志向する意識も高いようです。

中部地方で人気の旅行先
第1位 東京
第2位 沖縄
第3位 京都
第4位 北海道
第5位 韓国
第6位 ハワイ
第7位 大阪


なお、「コロナが落ち着いても出かけたくない」と回答した人が多かった地域TOP3は以下の通りです。

1位【37.0%】東北地方
2位【31.5%】北海道地方
3位【27.6%】関東地方

いずれにしても6割を超える人が、コロナ収束後にどこかへお出かけをしたいと思っていることが分かりました。

気になるワード

具体的な旅行先(地名)以外で頻出していた、お出かけ・外出に関するキーワードをピックアップしました!

【温泉】

温泉はリラックスにピッタリの場所です!

仕事や育児のことを忘れて、のんびりするのにもってこいですよね。

温泉で身体を温めながら、美味しい食事を食べて過ごしたい人は多そうなイメージがあります。

【外食】 

コロナが流行ってから、周りを気にせず外食することができなくなりました。

常に密や飛沫感染などを気にしている状態ですが、そんなことを忘れて楽しく外食したいですよね。

【遊園地】

特別感のあるお出掛けと言えば、やはり遊園地ですよね!

ディズニーリゾートや、USJが候補の声として多く上がりました。

これに限らず、国内にはいろいろなテーマパークがあるので、コロナ感染を気にせずに思い切りはしゃぎたい人は多そうです。

子供はもちろん大人も楽しめる場所です!

【友人】

遠くに住んでいる友人と、なかなか会えなくなってしまったという人は多いです。

会うことによってコロナをうつしてしまったら…と考えてしまい、帰省を控えている人もいますよね。

コロナが落ち着いたら、大切な友人と会うことを計画している人は少なくないのでしょう。

【スポーツ観戦】

スポーツ観戦と答えた人は、四国が最も多かったです。

スポーツ観戦はワイワイ盛り上がることができるので、とても楽しい時間を過ごせますよね!

日頃から野球やサッカーなど、好きなスポーツがある場合は特に楽しみなイベントだと思います。


脱マスクで外出するのが待ち遠しい!

アンケート結果を見てみると、マスクを着けて生活しようとしている人の多さが分かりました。
しかしエリアや世代別で見てみると、脱マスクの動きがみられることもあり、時代の変化が感じられます。
行きたい場所があると回答した人は非常に多く、やはりコロナによって外出を我慢している人が多そうです。
温泉や外食などの気になるワードもあるので、コロナが落ち着いたら好きに外出したいですよね!

あなたはコロナが落ち着いたら、どこへ行きたいですか?