常備しない!? 日本人の薬に対する考え

外出中や自宅でゆっくりと過ごしているとき、急な頭痛や腹痛……その他色々な症状に悩まされたことありませんか?
そういった時、すぐに病院に行き診察をしてもらえることが一番いいのですが、時間や状況によってはそういうことが出来ない時が多いかと思います。
そんなとき、あなたの症状を和らげてくれるのが……薬!

「なにか起こったとき」という非常事態に備え、薬を常備しておくことは必要だと思います。でも実際には、どの位の人が自宅に薬を常備しているのでしょうか?
また常備をするにしても、どのような薬を手元に置いているのでしょうか?
今回は筆者の先入観を含めながら、色々な角度から常備薬について見ていきます。

症状ごとで飲み分けないの? 1位は総合的に効く「風邪薬」

発熱、頭やのど・お腹の痛み咳など……風邪と言ってもさまざまな症状が存在します。
筆者や筆者の周りの人たちは、普段から自分が起こしやすい症状を把握しそれに効く薬を常に常備しているのですが、皆さんはどうでしょうか?
気になる結果は……こうなりました。

【自宅に常備している薬ランキング】
1位 風邪薬   75.2%
2位 胃薬    68.9%
3位 解熱鎮痛剤 59.3 %
4位 整腸剤   53.0%
5位 下痢止め  41.1%
6位 咳止め   34.5%

咳止めや下痢止めなどといった部分的に効く薬よりも、風邪の症状へ総合的に効くといわれる風邪薬が最も多く所持されていることが分かりました。
確かに複数の症状が発症した時、何個も飲むよりかは総合的に効くと言われているものを1つ飲むほうが楽に感じますよね。
しかし総合的な分、各所への効果は半減されてしまうのでは……といった不安も生まれてきそうです。

また、2位にランクインしたのが68.9%で「胃薬」ですが、この結果……なんだか日本人らしいと思いませんか。
もともと胃が弱いという人も中にはいるかと思いますが、ストレス社会といわれる今そういったことにとても敏感な日本人は、胃痛を訴える人が増加している傾向にもあるため、常備している方が多いのかもしれません。

逆に最も少ない票数だったのは、全体の3割ほどの人しか常備していない咳止め。
改めて考えると、風邪などの症状で診察をしてもらった際に他の薬と一緒に処方してもらうことは多いですが、普段から咳が出たときに備え薬を常備しておくことは少ないのかもしれません。
それに咳がでる時って、薬よりも先にマスクが頭をよぎることありませんか?

時期にもよりますが、電車内や外出中・移動時など咳き込む人を見かけることはしばしばあるかと思います。そんな時咳止めではなくマスクであれば、菌をばら撒くことも防げますし、体調を崩していない側の人も予防をすることが出来ます。
そう考えると、薬よりもマスクを常備しているほうが効率良いとも感じられますね。

実際に、同じ人たちに「自宅にマスクを常備しているか」という質問もしてみたところ、なんとこちらは全体の8割以上ものかたが「ある」との回答を!
咳止めの倍以上もの結果に、やはり皆さん咳が出たときの事を考え薬を常備するのでは無く、喉を痛めたり咳などの症状が発症しないよう、マスクを常備し使用するといった考えのほうが思いつくようですね。

花音

1990年代生まれのO型女子。 旅行好きで、週末にはカメラを持って全国を飛び回っています。